- ショップカードとは
- ショップカードの記載内容
- ショップカードを制作するメリット・デメリット
- ショップカードの制作方法
- 自宅で作る方法
- 業者に依頼する方法
- まとめ
ショップカードとは
ショップカードとは、一言でいうと『お店の名刺』です。
飲食店や雑貨店など色々なお店でその姿を見かけるかと思います。
ハンドメイドのアイテムを販売するにあたっても、ショップカードは欠かせない物です。
今回はその『ショップカード』について書いていきます。
ショップカードが欲しいけど作り方が分からないという方は
是非参考にしてみてくださいね。
ショップカードの記載内容
いざショップカードを作ろう、と思っても何を記載したらいいか…
ショップカードに記載する項目をご紹介しますので、参考にしてみてください。
- ショップ名
- ロゴマーク
- 販売しているアイテムの写真
- ショップURL(QRコード)
- SNSアカウント
- ブランドコンセプト
- 営業時間 など
ショップカードは宣伝目的でお渡しする物ですので、
購入していただいた方や、その時は購入に至らなくても後から思い出してもらう
また、自分のショップページにたどり着きやすいよう
上記の項目以外にも、記載する内容を考えて書くと良いです。
お店には大体ショップカードが置いてあるので、
自分の取り扱っているアイテムと同じようなお店や、目指したい雰囲気のお店などの
ショップカードを参考にするのも良いです。
ショップカードを制作するメリット
ショップカードを制作するメリットは大きく3つあります
① お店を思い出してもらいやすくなる
ショップカードにはお店の情報が詰まっています。
お客様がリピートを検討したい時や、以前は購入しなかったけどやっぱり買いたいと
思い出してもらった時に、ショップカードがあるとお店までたどり着きやすくなります。
検索する手間が省けることは、お客様にとってもメリットになり、
見ていただく機会の増加に繋がります。
② ショップについて拡散してもらえる可能性が高くなる
ショップカードはほとんどが名刺のような携帯しやすいサイズとなっています。
お客様が友人や家族との会話の中で、ショップのアイテムの話題が出た時
ショップカードがあると紹介しやすくなり、更なる集客効果が期待できます。
③ブランドを伝えやすい
ショップカードには色々な情報が詰まっています。
店名は勿論、何を売っているか、ブランドのコンセプト、
文字やイラスト、写真などでお客様に伝えることができます。
また、お店の雰囲気もショップカードのデザインで伝えることができます。
そして、ショップカードがあることで、『ちゃんとしたお店』という
認識をもってもらえることにも繋がります。
ショップカードを作るデメリット
ショップカードを作るメリットはとても大きいですが、デメリットもあります。
① 費用がかかる
自作にしても、業者にしても制作には費用がかかります。
自作の場合はプリンターやインク、紙などの費用がかかります。
業者の場合も、紙の種類や形状、枚数にもよりますが勿論費用がかかります。
また、デザインを依頼する場合はその費用もかかります。
② 手間がかかる
ショップカードを作るには、制作の上で手間や時間がかかります。
自作する場合は、デザインを考える他にも印刷や、
紙の大きさによってはカットすることも必要でしょう。
手間を省くためには、デザインを他人に依頼すること
印刷やカットについては、自作よりも業者に依頼した方が簡単に済みます。
そして業者の方が印刷も、紙の切り口もキレイです。
また、デザインに関しては現在は無料のテンプレートも多くあるため、
そちらを利用するのも一つの手段です。
ショップカードの製作方法について
ショップカードを作ると決めたら何をしたらいいのでしょうか?
一つずつ説明していきます。
① どんな形にするか考える
まずはショップカードの紙の大きさ、形についてです。
名刺サイズが一般的ですが、正方形や半分に折ってスタンプカードと併用するなど
色々なスタイルがあります。
自分の作りたいショップカードを思い浮かべながら考えましょう。
② 自作するか業者に依頼するか決める
ショップカードは大きく分けて2つの作り方があります。
『自分で作る』か『業者に依頼する』 です。
業者で作る場合はどこの業者にするかを選びます。
ネットで「ショップカード 制作」や「名刺 作り方」など検索すると
色々なサイトが出てくるので、その中から自分の作りたい物が作れそうな業者を選びます。
ここで大切なのは、紙の種類や形もそうなのですが、入稿方法についてです。
入稿については少し専門的な分野になるので難しいと思われる方もいるかと思いますが、
難しいと感じる方は、サイト内でテンプレートが制作でき、そのまま入稿できる所か、
PNG、JPEGの画像入稿ができるところが良いでしょう。
私は『ラクスル』でショップカードを作っていますが、
ここはサイト内でテンプレートを作れるので、
アプリなどで制作した画像をPNG、JPEG形式で保存し、
アップロードをして入稿をしています。
ラクスルのサイト内にも分かりやすい説明がありますので、参考にしてみてください。
③ デザインを考える
紙の形・大きさ、制作方法が決まったら、次はデザインを考えましょう。
デザインを考える方法は2つ
『自分で考える』か『他人に考えてもらう』 です。
デザインセンスに自信がない人や時間がない人は、他人に依頼する方法が良いでしょう。
その分お金はかかりますが、時間と手間が省けます。
自分で考えるを選んだ人は、自分の思うがままにデザインを考えましょう。
わたしはデザインは自分で考えています。
イラストを描いていたこともあり、CLIPSTUDIOで編集していますが、
canvaというアプリはテンプレートもあり、とても便利です。
また、テンプレートが簡単に作れるサイトもあるので、
そちらを利用するのも一つの手段です。
④ 印刷・発注
デザインが決まったら、自宅で作る人は印刷作業に、業者に依頼する人は入稿をします。
裏表印刷の場合は、完成図を想像して印刷の向きに注意しましょう。
自作する場合、紙の種類によっては、裁断作業も必要になるかと思います。
カッターやハサミで切るのが一般的ですが、私がおすすめするのは『裁断機』です。
100円均一にも販売されています。
これを使うとかなり作業効率が上がり、裁断面もきれいに仕上がるのでオススメです。
業者に依頼する方法を選んだ方は、枚数を選択していきます。
はじめての方はとりあえず100枚が良いかと思います。
(100枚~のロット数で取り扱っているところが多いです)
価格表をみると分かるかと思いますが、業者の印刷物の価格は、納期に左右されます。
納期を早く設定すると料金が上がりますので、印刷物を業者に依頼する場合は
余裕をもってお願いした方が安く済みます。
また、一回で印刷する量も、例えば『100枚1000円だったら200枚で2000円』
という訳ではなく、200枚刷った方が金額的にはお得なことが多いです。
しかし、慣れないうちにお得だからと一度にたくさん依頼してしまうと、
イメージと違ったものが届いた場合、丸ごと損になってしまうので
まとまった枚数を依頼するのは入稿に慣れてからにしましょう。
⑤ 完成
お疲れ様でした。
業者に依頼した方は支払い方法やお届け先などを登録して届くのを待ちましょう。
まとめ
今回はショップカードとその作り方についてまとめてみました。
自分のお店のショップカード、できあがるとなんだか愛着がわきませんか?
たくさん配ってお店を知ってもらいましょう。