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残業から卒業!看護師が定時で帰る秘訣〜業務に早く慣れたい看護師さんへ〜

こんにちは!
看護師の矢木ひつじです

突然ですが、看護師の仕事をしていると、

お悩みNS

『業務が定時に終わらなくてつらい…』
『記録が終わらない…今日も残業…』

ということはありませんか?

なかなか時間通りに仕事が片付かなくて、

お悩みNS

『わたしって看護師向いてないのかも…』

と思っている看護師さんもいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は

【残業から卒業!看護師が定時で帰る秘訣】

についてご紹介したいと思います!

かくいう私も、
実は要領が良い方ではなく、看護師一年目の頃は

“常に”残業をしていました。

残る業務の多さに、永遠に残業状態が続くんじゃないか…
こんな仕事続けられない!と絶望の中

定時に自分の仕事を終えて

トレーニングジムや習い事に颯爽と出かけていく先輩や、

「何か手伝うことある?」と声をかけてくれる先輩もいて

1年目のわたし

わたしよりも大変な部屋や業務をしているはずなのにどうして時間内に終わるんだろう?
何か裏技があるんじゃないか?
わたしも定時に帰れる先輩のような看護師になりたい!

そんな気持ちになりました。

そこで”あること”を意識するようになったところ、
少しずつ仕事のコツが掴めるようになってきたので
今回は私の体験談を交えながらその秘訣ご紹介しようと思います!

この記事を読んで分かること

・仕事を効率的に進め定時で帰る秘訣とは
・仕事が終わらない主な原因5つ
・具体的な方法

「少しでもはやく業務に慣れて残業を卒業したい!」
と日々頑張っている方がすぐにでも実践できるようまとめました!

早速解説をはじめていきたいと思います

仕事を効率的に進め定時で帰る秘訣とは

秘訣って何?と思いますよね?

結論からいうと、

こうなりたい!と思う憧れの先輩看護師を『観察』することです。

とても単純なのですが、

『先輩みたいになりたいなら先輩がどうしているのか知る』

というのが、私自身もすごく近道だったなと感じています。

例えば、
定時に帰ることができていたり、こうなりたい!と思う憧れの先輩看護師がいたら

その人の仕事の内容や量、実際の動き方や行動動線
チーム内での声がけなどのコミュニケーションなど

さまざまな部分を見ていきます。

一見、定時で帰ることとは関係のないような些細な部分に、
できる先輩のエッセンスが詰まっているということがあるんですよね。

仕事が終わらない原因5つ

さて、そんな仕事のできる憧れの先輩を観察してみてわかったこと

それは、

仕事がなかなか終わらない5つの原因です。

やみくもに先輩を観察して真似するのではなく、
まずは『どうして仕事が終わらないのか』
自分と先輩の”違い”を分析することで下記のように5つの原因が見えてきました。

それは…

①やることが把握できていない
②時間管理ができていない
③優先順位付けができていない
④急に起こったことに対応できない
⑤困ったときに相談できない

大きくはこういったことです。

上記にあげたことはわたし自身が新人の頃に苦手だったり、できていないことだったりしたのですが、

こうして自分が苦手としていることや、できていないことを分析することで、ポイントを絞って先輩観察をすることができます。

先輩観察の方法

ところで、

お悩みNS

先輩観察といってもどうやってやったらいいの?
業務に精一杯で観察をしている暇なんてない!

と感じる方も多いと思うのですが、

・・・

その気持ちすごく分かります。

わたしも最初は苦戦したのですが、

観察しやすいタイミングやポイントがあったりするので、そこについてご紹介したいと思います。

① 情報収集のタイミング

第一のタイミングは出勤後の情報収集のタイミングです。
情報収集の時に目指している先輩の隣に座ることを心掛けます。
自分の情報も収集しながら、先輩がどんな情報をとってるのかパソコンの画面やカルテのページ、ワークシートにどんなことを書いているのかなど観察します。

情報収集の時、患者さんの情報をカルテ全体からとっていくのは時間がいくらあっても足りないので、ポイントを絞って情報収集をすることで、限られた時間でも効率よく情報収集をすることができます。

② 事前準備のタイミング

情報収集が終わったら業務開始の前にカートの準備をするかと思います。
先輩がどんなものを準備しているのか、観察してみましょう。

患者さんの元に行ってから「あれがない!」と気付いてナースステーションに戻って…
をしていると時間のロスになりますが、
必要な物品をカートに揃えておくことで無駄な動きを省くことができますよね。

ここでも、自分が用意する場合と先輩との違いを知ることができたりします。

③ 申し送りのタイミング

申し送りのタイミングも観察のポイントだったりします。

病院や病棟によって申し送りのパターンは違うかと思いますが、

憧れの(真似したい/参考にしたい)先輩が申し送りを聞いている時にどんな情報をメモしているかなどを見ていきます。


また、先輩が申し送りをしている時には、どういうことを申し送りしているか、内容やまとめ方を聞いていきます。

ポイントをとらえた申し送りは分かりやすく、送ってる方も聞いてるほうも時短になってWin-Winですよね。

④先輩が患者さんに接しているタイミング

患者さんのところに行ってバイタル測定や処置などしながら必要な情報を聞きだす。
 次の患者さんのところにはやく行きたいのになかなか時間がかかったり、患者さんのお話につかまっちゃって…
 なんてことありませんか?

わたしはよくありました^^;

先輩が患者さんにどうやって接しているかも観察のポイントです。
必要な情報をどうやって患者さんから聞き出しているか、というような

コミュニケーションの方法や
患者さん一人当たりどれくらいの時間を使っているか
などを見ていきます。

⑤先輩のワークシート

ワークシートは情報がたくさん詰まっている、観察においてお宝だったりします。

先輩のワークシートを見るタイミングとしては、情報収集や申し送りの時、先輩が記録をしている時などがあげられます。

ワークシートには収集した情報の他にタイムスケジュールや患者さんごとのタスク管理など、業務をスムーズに回すコツが隠れています。

時には直接ワークシートを見せていただいたり、

仕事の効率化や時短術など、悩みを打ち明けながら先輩に伺ってみるのもとてもおすすめです。

尊敬の眼差しで質問されることは先輩にとっても嬉しいことだと思いますし

教えてもらったちょっとした工夫が大きな違いを生んでいたりするので
先輩に応援されるような素直さや愛嬌なんかがあると更にいいと思います^^

さて、観察するべきポイントを5つ紹介させていただきましたが、

一回ですべてを観察しようと思うのではなく

日々の業務の中で観察する意識を持ち続けることがポイントです。

観察後必ず行うこと

ここまで先輩観察の方法やポイントを解説してきましたが観察を行った後必ず行うことがあります。

それは、観察してきたことをもとに

『実際に先輩を真似ること』です!

インプットしたことをアウトプットしてみると、

「ここはもっとこうした方がいいかも」
「ここが上手くいかないけど先輩はどうしているんだろう?」
など、更にいい方法を考えることに繋がります。

また、一人だけではなく他の先輩にも目を向け、観察をしてみるとまた違う方法をとっている場合があるので勉強になりますよ^^

仕事に慣れないうちは、単純に業務に慣れることで徐々に時短ができたりもしますが、

今回ご紹介したように、
スマートに仕事をこなしている先輩看護師の働き方に意識的に着目してみると、

”定時で帰るための仕事術”

を多方面から身につけることができるはずです。

また、

先輩の時間の捉え方や、定時退社に対する意識の持ち方、

作業のスピード感なんかも、時間通りに業務を終わらせる上でとても大事な要素になっていたりするなと感じます。

どうやっているか?という行動だけでなく、こういった

意識の持ち方なんかもすごく学びになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は

【残業から卒業して定時で帰る秘訣] について、

『先輩観察』の重要性や具体的な方法について、

私の体験談も交えながらご紹介してみました!

闇雲に色々な方法を試すより、上手くいっている人の方法を真似てみる方が効率的に慣れることに繋がったりします。

はじめから色々なことをスムーズにできる人はいませんが、
同時に、業務に慣れない時期は憧れの先輩たちもみんな通ってきた道です。

今回の記事もなにか参考になりますと嬉しいです。

焦らず少しずつ業務になれていけるといいですね^^